以前、私は一般事務の仕事をしていましたが、昔から建築系の仕事に興味があって、思い切って興和金属に転職しました。設計の仕事を希望したのは私ですが、CADすら使ったことがない素人を設計に迎えてくれた懐の深さには、本当に驚きました。CADの使い方を覚えるのに２〜3週間かかりましたが、そこからは先輩が丁寧に教えてくれて、簡単なものが少しずつ作図できるようになりました。今までできなかったことができるようになる。そのことがうれしくて、2年目を迎えた今も毎日が充実しています。
設計の仕事は、図面だけ見ていたのではダメです。現場に出かけて、実際の様子を見ることが肝心かなと思います。お客様からいただく図面には、部品をどう作るのか、どのように設置するのかという指示がない場合があります。そんな時こそ、しっかり現場を確認して、サイズの合うものを提案するように心がけています。
設計の仕事のおもしろさは２つあります。ひとつは自分の頭で考えたものが形になり、建物の中で機能すること。もうひとつは、同じ仕事がないことです。既製品にないから新たな部品が必要なわけなので、毎日新鮮な気持ちで仕事に向かい合えます。飽きることがありませんね。
もうひとつ、会社の雰囲気の良さも働きやすさにつながっています。設計の人はもちろん、ほかの部署の人もみんな話しやすい人ばかり。困ったことがあれば、なんでも相談できます。それに、子育てと仕事を両立させやすいことも魅力です。私は子供が小さく、まだまだ手がかかるため、基本的に残業ができませんし、子供が病気になった時は、看病の合間に自宅で設計させてもらうこともあります。こうやって柔軟に対応してくれるのは育児に対して会社がしっかり理解してくれているからこそ。入社以来、辞めたいと思ったことは一度もありません。

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